Jun Araki’s Blog
随所に主となれば立処皆真なり

2009 年 10 月 10 日

Research Assistantship のオファーを頂く

Filed under: Research,Studying Abroad — araki @ 5:08 PM

8 月中旬にスタンフォードに到着してから 2 ヶ月弱が経ち、生活自体にはだいぶ慣れてきましたが、それでも授業が始まったこともあり、相変わらず毎日目が回るような忙しさが続いています。そのような中で、先日スタンフォード大学言語情報センター (CSLI: Center for the Study of Language and Information)Computational Semantics Laboratory より Research Assistantship (RA) のオファーを頂きました。これにより、この秋クォータの授業料が全額免除され、さらに stipend というお給料を頂くことになりました。

スタンフォード大学コンピュータサイエンス学部の M.S. プログラムでは Ph.D. プログラムと違って財政援助 (financial support) が保証されていません (米国内の他の大学も同じような状況のところが多いと思います)。その状況下で私は RA をさせていただける研究室を模索していました。まだ慣れない英語での面接ではあまりうまく自分をアピールできていなかったので正直自信が無かったのですが、この RA オファーの知らせを頂いた時は大学院合格の知らせを頂いた時と同じくらいに嬉しかったです。

少し冷静になって、この私という一学生の授業料と生活費になるお金の出処を考えてみると、それは基本的に教授が獲得してきたグラントです。さらに突き詰めて考えると、そのグラントには (全てではないにしても) 米国市民の税金が含まれているはずです。その対価として従事する研究活動に当然ながら責任を感じます。

授業の方も大量の宿題が毎週のように出ている中で、RA も加わるとなると今の自分の限界を少し越えているような気もしますが、この最初のクォータが正念場になることは間違いないので必死に頑張っていこうと思います。その一方で、留学体験者の話で留学後数ヶ月くらい経って慣れてきた頃に体調を崩す方が多いという話を聞いたことがありますので、体調管理には特に気を付けようと思います。

2009 年 9 月 16 日

ACL に入会

Filed under: Research — araki @ 9:28 AM

先日 ACM に入会しましたが、それとほぼ同じタイミングで Association for Computational Linguistics (ACL) にも入会しました。学生会員資格は年間 $30 から用意されています。ACL の方も Web 上のフォームで Student Membership Application を提出したのですが、その後会員番号などの会員情報が何も送られてこなかったので、念のため入会が認められたかどうかをメールや電話で問い合わせていました。今日になってようやくそのメールの返信が届き、確かに会員になっています、とのことでした。どうも ACL では会員番号は発行せず、名前で会員を identify する仕組みのようです。

2009 年 9 月 10 日

渡米後初の和食

Filed under: Miscellaneous — araki @ 2:05 PM

先々月末 (7/26) に渡米してから、パン、シリアルやパスタを主食とした洋食の生活を過ごしてきましたが、さすがに和食が恋しくなりました。そこで、ちょうど先週末は知り合いづての方にサンノゼのジャパンタウンに連れて行ってもらう機会があったので、和食屋さんへ行き、渡米後初の和食を食べました。予想通り少し値段が高かったのですが、有り難いことにその方にご馳走になってしまいました。

さらに、その翌日に自宅でも和食を作ってみました。その週末を迎える前に、「週末に和食を作るので一緒に食べないか」と言ってルームメイトを誘うと、嬉しかったようで少し興奮気味に「友達も誘っていいか」と言ってきました。結局その友達を含めて 4 人で食べました。和食と言っても、大したものは作れないですしそれほど時間も無かったので、ご飯、秋刀魚やインスタント味噌汁といった簡単なものです。少しピンボケしていますが、その写真を以下に載せておきます。この秋刀魚もそうですが、基本的に肉、魚、卵の類を調理する時はよく火を通すようにしています。

この夕食を食べた時に驚いたのがこちらのお米の美味しさです。お米は Nijiya で購入したカリフォルニア州サクラメント産の「ひとめぼれ」で、これを米国の象印 (Zojirushi America Corporation) で購入した炊飯器で炊いたのですが、このお米の味が日本のそれと変わりませんでした。詳しい人ならその差が分かるのかも知れませんが、少なくとも私の味覚では同じ味でした。カリフォルニア米は細長くてパサパサしているという先入観が私にはあった (日本でそういう話をよく耳にしていた) のですが、それが見事に打ち砕かれたので少し感動してしまいました。このお米はそれほど高くなくて日本と同じくらいの値段でした。授業が始まると非常に忙しくなるはずで時間的にどこまで自炊できるか分かりませんが、時間が許せばたまには和食を作って食べようと思います。

炊飯器について少し書いておきます。日本の炊飯器を米国に持っていく場合には、(私が調べた範囲では) 炊飯器は比較的ワット数が大きいので基本的にトランス式の変圧器が必要になるケースがほとんどだと思います。ただ、炊飯器などの電化製品に対応するようなトランス式の変圧器は買うのに数万円かかり、大きさもそれなりに大きく、重さも数 kg くらいあります。なので、日本の炊飯器とそれに必要な変圧器を米国に持っていくのは荷物として持っていくにせよ、別送品として後から郵送するにせよ、コスト面でマイナスが大きいように思いました。ということで今回は現地で炊飯器を購入しました (値段は $170 ほどでした)。ちなみに、こちらでは炊飯器のことを rice cooker と呼びます。

2009 年 9 月 2 日

ACM に入会

Filed under: Research — araki @ 12:29 AM

以前から無料の web account は持っていたのですが、この留学を機に Association for Computer Machinery (ACM) に入会しました。学生の場合、年間 $19 から会員資格が用意されています。8 月下旬に入会申し込みを行って、9/1 に学生会員資格が得られました。利用可能なリソースが多過ぎてまだ全体を把握してきれていませんが、これから有効に活用していきたいです。

2009 年 8 月 29 日

留学生活のセットアップ

Filed under: Miscellaneous,Studying Abroad — araki @ 10:19 AM

スタンフォードに到着してから 2 週間が経ち、こちらでの生活の基盤を徐々に築きつつあります。備忘の意味も込めて、生活のセットアップに関してこれまでにしたことを書いておきます。

  • 学生証の取得
  • 多少の紆余曲折はありましたが、Card Office で何とか取得できました。

  • 合格通知書 (letter of acceptance) の取得
  • Computer Science Department からの合格通知はメールで届いたのですが、Department にコンタクトを取って、正式な合格通知書 (レター) を取得しました。

  • 自転車の購入・防犯登録
  • キャンパス内を動き回るには自転車が最も手軽で速いですが、キャンパス外でも自動車用道路の脇に自転車用のレーンがきちんと併設されており、自転車での通行の安全性が確保されているように思います。バスケット、ヘルメットや鍵などの付属品も購入しました。

  • 銀行口座の開設
  • 学生証の取得に時間を要することが分かったため学生証を取得していない段階で Stanford Federal Credit Union (SFCU) に足を運んだのですが、合格通知書とパスポートを以って口座を開設することができました。銀行口座の仕組みが日本とかなり違うので、その仕組みについて少しずつ学んでいます。

  • 大学院生用の住居への入居交渉と転居
  • アサインされた大学院生用の住居への入居日を早めて欲しいとお願いしていたのですが、許可していただき、予定よりも早く入居できました。アサインされたその住居は結局私の第 6 希望で、少し広めなものの家賃がやや高いです。インド系アメリカ人二世の Ph.D. 学生 (化学専攻) と小さな家をシェアしています。

  • 生活物資の調達
  • キャンパスの西に自転車で片道 15 分ほど行ったところにスーパー (Safeway) やドラッグストア (CVS Pharmacy) が集まっているエリアが有り、ここで食品や日常の生活用品は一通り揃います。キャンパスからシャトルバスも出ているのですが、気持ちの良い運動になるので自転車で通っています。ただ、家具など少し大きな買い物をしようとすると車が必要です。この週末はルームメイトがヘルプしてくれる (車に乗せてもらう) ので大型スーパー (Wal-Mart) や日本食を扱っているスーパー (Nijiya) を開拓する予定です。

  • 在留届の提出
  • 住所の確定に伴い、インターネット (外務省のホームページ) で在サンフランシスコ総領事館に在留届を提出しました。

[2009.9.2 追記]
先週末は Wal-Mart、Target、Nijiya へ行ってきました。Nijiya では日本人店員と日本語を交わしながら買い物を楽しむことができますが、全体的に値段が若干高いように感じました。

2009 年 8 月 16 日

Stanford University に到着

Filed under: Studying Abroad — araki @ 10:25 AM

昨日 UC Berkeley から BART と Caltrain に乗り、正午過ぎに Stanford University に到着しました。この移動は 3 時間程度の短いものでしたが、スーツケース数個を抱えていたため非常に疲れました。それに加えて、到着したのが金曜の午後だったためいくつかのオフィスは閉まっていたので、学生証の取得や銀行口座の開設などの本格的な準備はまだ進めることができていません。現在は一時的に大学院生が利用できる学部生用の寮に泊まっています。今秋からの住居については、同じくキャンパス内にある大学院生用の寮が先日アサインされて一安心しました。

上記の移動の際にとりわけ印象的だったのは、こちらは何も言っていないにもかかわらず、Stanford University 周辺の人々が次々に親切にも詳細な地図を見せてくれたり、私の目的地までの最適なルートを教えてくれたり、しまいにはキャンパス内で私の寮まで車で運んでくれたりしたことです。どうしてそこまで親切なのかは良く分かりませんが、この国に根付いているボランティア精神と関係があるのかも知れません。

振り返ってみると 2007 年 11 月に米国大学院への留学を決意してから約 1 年 9 ヶ月かかってここまで来ましたが、それも Stanford University での第一歩に過ぎません。何事も最初がとても大切なので、授業が開始する前のこの約 1 ヶ月間では生活のセットアップ、英語やコンピュータサイエンスの勉強などに最善を尽くすようにしたいと思います。

2009 年 8 月 14 日

サマープログラムの受講を終えて

Filed under: English,Studying Abroad — araki @ 4:47 PM

UC Berkeley での 3 週間のサマープログラムを受講し終えました。毎日結構な量の宿題が出てなかなか大変でしたが、先生の方も添削するのが大変なようでした。ただ、以前のポストにも少し書きましたが、やはり 3 週間という期間は英語力 (特に listening/speaking 能力) を向上させるには短いです。それでも、直前に ESL 8 から ESL 9 (Session E) に切り替えたのは正解だったように思います。受講した 2 つのクラスの感想を簡単に書いておきます。

  • Grammar and Vocabulary for Written English
  • 基本的には文法と語彙の復習でしたが、上級者でも誤りやすい定冠詞/不定冠詞の使用法など、中には役立ったトピックもありました。生徒のレベルにばらつきがあり、レベルの高い人 (例えば同時通訳者を目指しているという中国の女子学生など) の英語力は相当高かったように思います。

  • Oral Communication Skills
  • 前者に比べるとやや緩い印象を受けました。それでも、例えば街の人にインタビューをさせたり、皆で UC Berkeley の美術館へ行って鑑賞したものをディスカッションさせたりするなど、授業には工夫が凝らされていました。最終日にはグループごとにプレゼンテーションをしました。

授業に出席しているとクラスメートとはすぐ仲良くなりますが、受講中のクラスとは関係のない方 (日本人と日本人以外の両方) とも I-House の中で挨拶や立ち話を交わしているうちに知り合いになれたのも良かったです。

2009 年 8 月 3 日

International House at UC Berkeley

Filed under: Studying Abroad — araki @ 5:04 PM

UC Berkeley に来てから一週間が経ち、こちらの生活に少しずつ慣れてきました。UC Berkeley では International House (通称 I-House) というハウスに住んでいます。1930 年に開館して以来、このハウスにはノーベル賞受賞者や緒方貞子氏など著名な方もお住まいになったことがあり、実際に中に入ってみると所々に歴史の重みを感じさせます。ただ、それだけ古いので最近の耐震基準を満たせなくなっているようであり、部分的な改修を繰り返している模様です。I-House は Berkeley を含めて世界 15 箇所に有ります。アジアでは唯一日本にあり、東京 (六本木) にある国際文化会館がそれに当たります。

今回は国際交流にも興味があったのと、I-House の方が Summer Visitor Housing より数万円ほど費用が安いので部屋が空いていないかどうかを問い合わせていたのですが、先月の頭になって Housing Office から「部屋が空いたので申し込みを検討してください」というメールが届きました。約 3 週間という短期間の滞在であっても申し込みに際しては書類審査 (審査料 $35) を受ける必要がありました。その審査の結果、入居の許可が下りました。

I-House の写真を載せておきます。


I-House の正面玄関です。


私の部屋からの眺めです。San Francisco Bay が見えます。

このハウスではトイレやシャワーは共同であり不便なところもありますが、気に入っているのは天井の高い食堂です。壁には大きな絵画が飾られており、朝はクラシック音楽とともに朝食を楽しむことができます。食事については洋食を中心として様々なメニューを取り揃えていますが、日本人の私としては魚料理の頻度と量をもう少し増やしてもらいたいところです。ハウスの入居者に関してはインターナショナルというだけあって世界各国から学生や教職員が集まっているようであり、日本人も何人か住んでいます。インターネット環境に関しては各部屋に有線 LAN が配備されており、無線 LAN も利用可能です (ただし有料で、$40 必要です)。

国際交流に関連して、日本での出国前の準備について書いておきます。出国前は当分行けなくなるであろう日本の美術館などに足を運びたかったのですが、結局準備の関係でそこまですることができませんでした。そこで、以下の事を済ませました。

今回の滞在は、英語と専門の勉強が主な目的です。ただ、短期間ながらも I-House に入居することができたので、自分にできる範囲の国際交流を楽しみながら有意義に過ごしたいと思います。

2009 年 7 月 30 日

UC Berkeley に到着

Filed under: Studying Abroad — araki @ 1:59 PM

サンフランシスコ空港 (SFO) に現地時間の 7/26 正午頃に到着しました。今回は安い航空券を選んで成田発ソウル (仁川国際空港) 経由の便を利用したのですが、計約 19 時間のフライトでなかなか大変でした (経由地で 5 時間ほど過ごしました)。SFO から BART に乗り、UC Berkeley に到着しました。その翌日から早速授業に出席し、宿題などに追われています。落ち着いたら UC Berkeley、受講中のプログラムやこちらの住居などについて書こうと思います。

2009 年 7 月 9 日

F-1 ビザを取得

Filed under: Studying Abroad — araki @ 2:29 PM

先日、ビザ面接のため東京 (赤坂) の米国大使館へ行ってきました。夏は出国が多いためか、大使館の中はビザ申請者で混み合っていました。初めてのビザ面接なのでそれなりに緊張して、前日に申請書類を再度見返したり想定される質問に対する答えをいくつか用意したりしていたのですが、結果的には面接自体は非常にあっけなくて、英語で二つ三つ質問されたくらいで正味 1 分程度で終わりました。時間としては 8:00 前に大使館に到着し、9:40 頃には大使館を出ました。面接の最後に「ビザは 1 週間程度で届きます」と言われたのですが、翌日の午前中に自宅に郵送されてきました。この辺の事情はよく分かりませんが、出国まであまり長くないので配慮していただいたのかも知れません。

振り返ってみると、ビザ申請書類の作成はなかなか大変でした。作成方法については大使館のページなどに事細かく注意事項などが書かれているので、それらを参照して一人で作成しました。普通はビザを取得してから航空券などの準備をするものと思いますが、今回は出国まであまり日が無かったので事前に可能な準備は済ませていました。そのため、ここでミスをすると全てが狂ってしまうと思いながら、慎重に書類を作成しました。結果的には、ビザ申請書類の用意には全部で数週間くらいはかかりました。ともあれ無事に F-1 ビザを取得でき、まずは一安心しました。

ビザ面接の帰りに日米教育委員会の資料室に立ち寄り、事前にメールで問い合わせていた渡米前オリエンテーションの DVD をお借りしました。返却は梱包の上、郵送でも良いということでした。また、ビザ面接の前日には都庁の中にある新宿運転免許更新センターで国際運転免許証を申請し、取得しておきました。念のため上記の一連の重要書類 (I-20 なども含む) はスキャナでスキャンし、紙のコピーも取っておきました。

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