Jun Araki’s Blog
随所に主となれば立処皆真なり

2008 年 9 月 23 日

新編 英和活用大辞典

Filed under: Books,English — araki @ 9:42 PM

先日、『新編 英和活用大辞典』という辞典を購入しました。かなり大きな辞典なので CD-ROM 版の方にするか迷いましたが、一覧性を重視して書籍版を選びました。

この辞典の旧版は、日本の英学史上の巨星の一人、勝俣銓吉郎氏の『新英和活用大辞典』という辞典です。氏は、英字新聞記者を経て 1906 年に早大講師、のち教授となった方ですが、語と語の繋がりを示す連語 (コロケーション) に着目し、50 年の歳月をかけて何十万ものコロケーションをカードとペンで収集し、結果として約 20 万の用例を辞典に収録しました。編纂の段階では「視力減退のため」自身で校正もできないほどになっていたらしいです。勝俣銓吉郎氏のご尽力の凄まじさにはただ感服するしかありません。同時に、日本にもこういう辞典があるのだなと思いました。

その新版である『新編 英和活用大辞典』は、ネイティブによるチェックが入り、旧版 (約 20 万用例収録) と比べると記述の 8 割が一新され、用例数は約 38 万になったようです。記述の 8 割が一新されたとしても、氏が人生の大半を費して辞典の中に結晶化したコロケーションに関する洞察は未だに根付いていて、その息吹が辞典から読み取れることを期待します。値段 (16,800 円) は高価ですが、それに見合う辞典かと思います。

参考にさせていただいたリンクをメモしておきます。

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